コラムVol.25


ウメの挿木

多機能LOVE!

以前にもお話しましたが、ウメの大木(、、、まぁ、アーバン仕様のミニラーからすると30cmは大木で、置く場所にすら困る程でありまして、、、)、これが春から梅雨にかけて枝をシャンシャンと沢山伸ばしますので、、ウメ切らぬなんとか、ですから3〜4枚の葉を残して切るわけです。そうすると結構な量の切り枝が出来ます。これを捨てるのが惜しい。貧乏性も極まってきますね。

生産者(プロ)の方々は挿木すると聞きましたので、数撃ちゃ当たる的に散々やってるのですが、去年も全滅、もう無理だって、シロウトには。

挿木の成功率を上げるには、、、

  1. 数挿す
  2. 発根剤を使う
  3. 水揚げにメネデールを吸わせる
  4. 水切れに気をつける

だと思うのです。

1〜3はOKですが、4はなかなか難しい。蒸散を防ぐ為に葉っぱは1枚半切りのみにして、あとは密閉挿しという技法を使ってみようと思いました。

密閉挿しとは蒸散を防ぐ為に挿木の地上部をビニールなどで覆う方法で、活着しにくい樹種に有効なテクニックということです。

ビニールは風が吹いた時、挿し穂に当たって動かしてしまう恐れがあるので、ペットボトルの上部を切って挿木の鉢に被せる、という方法でやってみました。挿し穂は全部で7本(、、、あまり用意出来ず、、、)早速密閉挿し法でやってみました。

1週間で5本の挿し穂の葉が落ちましたね。一体プロはどんな技使うんだ全く。さらに1週間すると残り2本中1本の葉が落ち、、、時が過ぎ、、、

今は1本が奇跡的に葉をつけたまま1ヶ月が過ぎております。しかしこれから梅雨明けなんだナー、猛暑を乗り切るのはキビシー。

また来年の準備をしておいて間違いないでしょう。結局、親木にせっせと肥料をやっております今日この頃。


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