コラムVol.30

有機肥料

最近、大分欲が出てきて、「早く幹、太らないかナァ！」なんて考えるようになってきたのも、すっかりミニラー（ミニ盆栽を志す人）が体に染みてきたんだなぁ、と、つくづく思いました。幹が太いミニ盆栽は、とても迫力があって、あこがれるのですが、幹を太くするには、それなりの年月が掛かるのです。だからと言って、じっくり育つのを待ってられない短気者（相幻）ですから、なにかぐっと幹を太く育てる策はないだろうか？と考えるのです。

、、、もしかして、肥料なの？肥料なのか？！

今まで肥料について、あまり考えてこなかったのです。ウーン、これはいい事に気が付いた！（植物やってる人ならみんなとっくに気がついていますよなぁ、、、）

それじゃということで、去年の春、よさげな「有機固形肥料」なんてものを買ってきて、施してみました。これが大体、2号（直径6cm）の鉢に、直径1cm大の玉肥料を2～3個とか置くので、表土が結構埋まります。

ある日、職場（陶芸教室）にて。「アレ、、、？なんだか肥やしの匂い、しませんか？」なんて、綺麗なOLさんの生徒さんに言われました。ウチのミニ盆栽はローテーションで陶芸の作業台の上に置いて、生徒の皆さんに、楽しんで頂こうなんて思っていたところに、有機肥料満載のミニ盆栽を置いちゃったものだから。でも、施してから2週間ぐらいすると、匂いがしなくなるので、マァ、いいか、なんて思っていたら。「アレ、、、？なんだか、ハエ、居ませんか？」なんて、また言われました。

見てみると確かにミニ盆栽の周りに、ハエが居ます。そして、肥料の近くに動く虫が居ます、、、これは、、、昔、釣りをしてた時にエサにしてたから、よく知ってるんだボク。

ウジが何匹も居ます、、、ギャース！！

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